実質合意の上で
同意したはずで
個々の同意は任意に任せ(ましたが)
随意の契約をしたので
懇意に私を愛して下さい。

無作為に愛され
無作為に嫌われ
消費される情に疲れ
何度やりなおしてみても
同じ
幾度繰り返してみても
結果はいつも
「エイエンナンテナイ」
(永遠なんて無い)

貴方しかいない 在ない 無い
他の誰にも譲りたくない
それなのにゴメンネが言えない
貴方しかいらない 要ない 無い
全て捧げた今日という時間軸
それでも私【だけ】にはならない
だからキライ (キライ)
嘘つきのパラドックス

その時が来るまで
私という人格を切り貼り
取り繕って
変えて
やめて
他人(ヒト)のパーツをマネして
テセウスの船に乗り
私というアイデンティティは
いつ無くなった？

実際善意の下で
同意したはずで
個々の同意は意(さくい)に任せ(ましたが)
総意の契約をしたので
故意に私を愛してください。

貴方しかいない 在ない 無い
崩れ落ちる世界戻して出ていって
手の温もり瞳の暖かさ
貴方しかいない 要らない 無い
全て消して出ていけないなら
だったら私【だけ】にすればいい
貴方だけいない いる 居たんだ。
嘘つきのパラドックス

気がつけば
いつか残像になって
手探りで雨から覚めれたら
儚い夢でも縋って(すがって)

ーliar liar liar lyingー

いつの間にかいつも通り