覚めない夢の中で見た幸福な幸せを
大切に抱きしめて居たんだ
とても大切だとわかっているから
だから無くしたくなかったんだ
子供のわがままの様にダダをこねて
帰りたくは無いと泣いていた
だけど朝はやってくるんだ
残酷だけど仕方のないことだから
ずっと手を繋いで居たかったんだ
少しで良いからヌクモリが欲しかった
いつかは目が覚めて
君の事を忘れてしまうとしても
この「恋心」だけは消さないでください
春の日に見た浅い眠りの中で
君と確かに笑いあえていたんだ
幸せな記憶があるのだから
僕は強く未来を歩けるよ
たとえ真実を知ってしまっても構わない
残酷過ぎる運命だとしても生き続ける
それが君との誓い
ずっと一緒に居たかったんだ
どんな日にも二人なら幸せだと思っていたから
ほんのひと時の甘い夢だとしても
君が傍に居てくれたのなら
僕にはこれ以上無い幸せだから
ずっと心の中で生き続けて欲しい
何年 何十年 この肉体が滅びるその日まで
ずっと一緒に居よう そして笑っていてほしい
この残酷な現実に愛想を尽かさぬように
ずっと手を繋いで居たかったんだ
少しで良いから「ヌクモリ」が欲しかった
いつかは目が覚めて
君を探すだろうけど
心配しないで 僕は大丈夫だから
だって僕等は一つだから…
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