ふわふわと思考が浮かぶ
首筋に添えられた指先
くるくると世界が回る
夢よりも遠い
現実が遠い


愛おしい貴方の指先に
触れられる度
鼓動が早まる
私よりも大きなその手に
どうしてかしら
“死”を求めていた

死にたいとか馬鹿馬鹿しい
弱虫の戯言だと笑ったのは
他でも無い自分なのに
どうして 貴方の指先にだけは
想ってしまう

もっと強く指を絡め
呼吸を奪って 貴方の手で
夢よりも遠く
今を溶かして


いつからかしら 貴方の傍に
居る事でしか
生きている事を
実感出来なくなっていたの
おかしいかしら
…おかしいわよね


お願い お願い 殺して 壊して
私を 殺して 私を 落として
壊して 殺して 落として 侵して 何にも 考え られない よう に


ふわふわと思考が浮かぶ
首筋に添えられた指先
くるくると世界が回る
夢よりも遠い
現実が遠い

ふるふると指先が震え
視界が掠れ 呼吸は止まり
あぁでも凄く しあわせ よ
貴方の手で逝けるなんて
これ以上の 死は 無いわ

思考が混濁する(まざる)
世界がおちる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

その手で壊して

愛しい人に殺されたい厨二な歌詞です。

閲覧数:85

投稿日:2011/09/09 22:21:45

文字数:464文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました