なんでだろうか。君の街まで行くのは。
君に会ったとして、何を言えば良いかも分からないのに。
あの時、君は前を向いて、僕は目を瞑っていた。
君のいない風景が見えるから。
なんでだろうか。君を思っているのは。
もう届きはしないから美しいだけかもしれないのに。
自分で投げ捨てたはずなのに、悪いのは僕以外の誰でもないのに。
誰かと過ごす君が幸せであるように。
その誰かが僕でないから願えないんだ。
夢でも良い、夢でもし、君に会えたら。
あぁ、きっと、泣いてしまうよ。
君に指一本触れられないと気付いた瞬間には。
あぁ、きっと、心は軋んで、
吹っ切れるように、締め付けるように、孤独が僕の中に沁み込んでいく。
そんな音がするんだろうな。
今すぐ君に会いに行くとか、
やっぱり自分の気持ちを騙す嘘だけは吐けないとか、
眩しい歌は溢れてるけれど、
そんな風に生きてみたら何か分かるんだろうか。
誰かが叶えるんだ僕の夢を。君と。
叶わない夢を一つ、ずっと持ち続けるよ。
どんな場所でも、今、君に会えたら。
あぁ、きっと、泣いてしまうよ。
君に指一本触れられないと気付いた瞬間には。
あぁ、きっと、時間は進んで、
もう戻れないよ、留められないよ、あの日が君の中から抜け落ちていく。
そんな音がするんだろうな。
あぁ、きっと、泣いてしまうよ。
君に指一本触れられないと気付いた瞬間には。
あぁ、きっと、時間は進んで、
もう戻れないよ、留められないよ、あの日が君の中から抜け落ちていく。
吹っ切れるように、締め付けるように、孤独が僕の中に沁み込んでいく。
そんな音がするんだろうな。
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