神様はいるらしいよ
だって僕は奇跡を知っているから
魔法なんてありはしないよ
だって僕は君に届かないから

それは冬の魔法さ
なんて人は言うけど
違うそれは違うよ
ずっと前から君は

まるで雪の結晶の様に
透明で輝いている様で
近くてそこにいるのにさ
僕なんかじゃ　触れられない
物語ならプリンセス
王子様を待っているのかな
それが僕ならいいのにな
そんな事　ありはしないか

先生は素晴らしいよ
だって君と隣にしてくれたから
友だちは素晴らしいよ
だって君を側に呼んでくれたから

君と話すだけで　世界が輝きだすよ
僕だけに向けられた君のその笑顔は

まるで　雪が解けるような
寒い日に陽が差し込むような
暖炉に人が集まるような
暖かな気持ちになるよ

僕の事なんてなんとも思ってないのに
そんな笑顔を見せてくれるの？
ありえないよね　そんな事は
勘違いしてしまうよ

それは雪の降る街並みに
現れたプリンセスの様で
どんなことが起きるのかが
楽しみで眠れない様な
もう例えようがないな
何もかもが見劣りするよ
僕の物語を変えた
君の事しか見えないよ

恥ずかしいけれど聞いてくれ
つまりは　君は綺麗だ