懐かしさに負けて
夢離した
君の声を今は感じられなくて
過去の世界では笑えたのに
私ではいけない訳教えて

夏の涙が流れて
この手ひたすまもないのに
まだ離れない気持ちさざなみが
揺れて返す言葉だけを

愛してると言う思いは
風にさらわれてゆくのに
まだ君の側には着かないの?
願いを叫んでいるだけ

だけど信じているのは
ふたりの在処(ありか)を
もう見つけていたからと
うわごとばかりを重ねてみるから
独りなのだろうね

懐かしさに負けて
夢離した
私の恋いつか消えてゆくままに
この指にかけた赤い糸は
君からは見えない
わかっている

秋の心には木もれ日
やさしい嘘もない眼差し
まだ小さな頃の思い出を
話す私を見ていたの

なのに、離れていったのは
私のほうだった
頼りあえなくても
本当のことが見えていたならと
今は思うばかり

懐かしさに負けて
夢離した
私の夢いつか叶うだろうかと
君の世界には戻れないのに
ただ目をつぶって待ち続ける


冬のこがらしが行く手をさえぎる夜に
君のぬくもりを感じる距離がほしい
まだ願っている

懐かしさに負けて
夢離した
私の今、君はわらうだろうかと
確かめることすら出来ないまま
流れては行けない
振り向いてよ

懐かしさに負けて
夢離した
君の声を今も感じたいままで
私の為ではないでしょうに
そう望んでしまうの
ねぇ、教えて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

あれっくちゅさんのフォークソング風 曲へ 「境」

募集終了後の投稿で、すみません。
よろしくお願いします。

閲覧数:94

投稿日:2015/05/25 21:52:11

文字数:589文字

カテゴリ:歌詞

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