君のいない生活にちょっと慣れてしまった
まだ足りないものばかりだったあの日に戻りたくなった
何度笑ってみたってちょっと悲しくなるんだ
でもこのままできっとよかった君の声が聞きたくなっただけ

「重荷はもうなくなった」思い込んではうずくまった
後ろ指を指されているそんな気がしてならなかった
惨めになって歩いた街はどこか寂しげだった
気まぐれに買ったつまみと酒で今日が終わった

最低限の生活も君は笑って誤魔化したから
いなくなった君もきっと上手くやれているのだろう
私は変わらず逃げ込んだ深い夜をまだ泳いでいた
忘れたフリだけはちょっと上手くなった
傷つかないように

君のいない生活にちょっと慣れてしまった
まだ足りないものばかりだったあの日に戻りたくなった
何度笑ってみたってちょっと悲しくなるんだ
でもこのままできっとよかった君の声が聞きたくなっただけ

「失くしたものなどなかった」そう思っても消えなかった
どこにもいかない記憶は忘れたいわけでもなかった
心を裂いても綺麗なものは綺麗なまま残った
稚拙な願いを謳った君が笑っている

いつか終わってしまうとずっと分かっていたんだ
でもその手を離せないまま幸せだけ見失った
君が笑っていたのもきっと嘘ではなかったけど
私の心を悟った君はちょっと無理をしていたから

君のいない生活にちょっと慣れてしまった
まだ足りないものばかりだったあの日に戻りたくなった
何度笑ってみたってちょっと悲しくなるんだ
でもこのままできっとよかった君の声が聞きたくなっただけ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

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投稿日:2021/05/11 20:48:21

文字数:655文字

カテゴリ:歌詞

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