これから起こる幸せな奇跡なんて
先の見えない僕らには
ただの絶望でしかなくて

でももし君がそばにいてくれるなら
その残酷な運命さえも
愛しいような気がした

ほうき星が僕らの空を通過してゆく
あわてて明日を願うけど
彼らには届いてないみたい

きっと君は泣くのだろう
夕闇が僕らを追いかけてくる
もし君が明日を願うならば
ただ、ただ僕を信じて

きらびやか街の光は僕らの
影を色濃く映し出し
怯える僕らの手を引き離す
冷たい雨心の中まで浸水して
君との夢まで忘れそう
お願いどうか消さないで

きっと僕は走るだろう
月明かりが僕を照らしだす
ずっと僕は君を愛してる
ただ、ただ愛してる

星が瞬く夜に囚われた君の手を掠める
あと少し・・・君を引き寄せた

そっと君を抱き締めた
小さな声を聞き逃さないように
僕は耳を澄ます

きっと君は泣くのだろう
空気を震わせて泣くのだろう
そして僕も泣いてしまうんだ
ただ、君と逢えた奇跡を喜びながら