蒼い風が吹きわたる 家の近くの土手で
彼女と二人で座ってる いつもの日曜日

話すわけでもなく ただ二人で風を感じていた
いつも日が暮れてから 手を繋いで帰った

細やかな二人の幸せ いつまでもと願った

あの日が訪れるのはわかっていた…

二人の人生(みち)が偶々交錯した
一年(ひととき)だということを…


君がいなくなっても 何も自分の人生に
何も支障はなかった
それが悔しくて…悔しくて…


いつもの日曜日
雨が降っていたから 傘を持って土手を歩いた

話してる途中君は 傘で顔隠し
『別れよう』と言った

数歩二人で歩いて
「わかった…」と言った
君は傘を上げ 僕の顔を見て小声で
『ありがとね、今まで』

そして、走り出した
君の顔は雨で濡れてた

初めからわかっていた 別れの後
傘を捨て家に帰った
出ない涙を天(そら)に託して


交錯する時間は少ないと分かっていたから
何か残そうとした…

残ったのは幸福だった時間という
あやふやな思い出だけ
それだけじゃ足りなくて…足りなくて…

僕の人生に深く
刻み込みたくて…刻み込みたくて…


僕らの交錯したのは ただの休憩所で
休んだらまた自分の人生を歩いていくわけで

長い人生のりでは進むことが強くて
休みはあまり重要じゃなくて

悲しみはわかっていたけど
君を刻み込みたくて…刻み込みたくて…

今じゃ、顔も朧気で
そんな自分が情けなくて 恥ずかしくて

二度と交錯することはないと
わかっているけど


僕は信じて進む 長い人生のりを
君に会えると思う方向へ
奇跡を願って…

出会えたら今度こそ
天に託さず泣けるかな…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

天(そら)の代わりの涙

そして、もう一つ。
これが、もの書きを意識する前に紙とかの余白で書いた散文を『無永(むえ)』を書いてから、改めて形にしたもの。

たぶん、文章を書いたのは…部分部分だけとしては、これなのかぁ?(形にしていなかったけど)

これも、表記とか区切りとか、あやふやです………その上、長いです!!!

閲覧数:470

投稿日:2016/03/18 19:18:43

文字数:699文字

カテゴリ:歌詞

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  • IxSA pjt

    IxSA pjt

    ご意見・ご感想

    今晩、IxSAです。

    投稿読ませていただきました。
    この文、
    まとめたら良い詞になるんじゃないですか?

    特に最後の
    「出会えたら今度こそ、天に託さず泣けるかな・・・」
    哀しい文ですけど、
    良いです。

    2016/03/18 20:14:20

    • りくりくり

      りくりくり

      こんばんは、りくりくりです。

      ま、纏めるほどの実力は今でもないです………。
      一度書き切ると、手直しが苦手で…。
      ある程度、ばっさり切って、要約張り付け………で、出来るかもですが?、単純に色々と恥ずかしい作品ですね(・・;)

      感想、ありがとうございます(つд;*)
      ………良いと、言われて嬉しいです(///∇///)

      2016/03/18 21:01:48

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