柵を乗り越え 奥へ奥へ
誰の眼にも 触れない様に
ここまで来れたなら
あげても良いのかもね
キミに-全部-

幾重の暗号 解読して
もっと深く 侵入して
その気にさせたなら
すぐにも魅せてあげる
あたしを-全部-

さあ感じて もうここから
離れられなくしてあげる
そっと交わして もっと揺らして
優しく 激しく 甘く 熱く

ねえこのまま 連れていって
離したくないのはあたし自身
そっと絡めて もっと充たして
夢から醒めても消えない様に


枷を外して 何処か遠く
戯言だと 流さないで
ここまで来たのなら
最後の瞬間まで
希望を見せて

闇の中で 繋いだ手が
解けぬ様に 固く結ぶ
言葉が無くたって
確かに感じられる
そこに在る事

掌から 伝わるのが
どんな感情でも構わない
そっと灯して ずっと心で
消えない 光を 強く 強く

ねえいつかは 辿り着ける
柔らかな陽が降る場処に
きっとふたりで そっと寄り添い
笑って泣いては愛し合うの


最初から 解っていた
無情に佇む現実も
そっと見詰めて もっと重ねて
果敢無く 刹那く 刻む証

ねえこのまま 忘れさせて
隔絶された領域だと
ずっと一瞬だけ そっと抱き締め
独りの明日に怯えぬ様に

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

【歌詞応募】 閉鎖領域 -area/xxx-

riverさんの素敵曲↓に歌詞を書いてみました。
http://piapro.jp/content/j2rwduhjztj52pdg

初めて曲を聴いた時に「エロス」と「カッコ切なさ」を感じたので
それをミックスして書いたらこんな感じになりました。
前半と後半で雰囲気が違い過ぎたかもしれない…。
タイトルは「へいさりょういき-エリア/エックス-」です。
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とある実験施設、その地下の奥深くに存在する閉鎖領域。
遠い昔に閉ざされたその場所には今も宝が眠っているらしい。
その噂を聴きつけた男は幾重にも仕掛けられた封印を解き、
その領域へと辿り着いた。
そこに在ったのはひとりの少女だった。
少女は初めて訪れた客人である男を歓迎した。
男もその少女の不思議な魅力に惹かれていた。
そしてふたりは結ばれ、男は少女を連れて外界を目指した。
しかし、脱出は不可能だった。
少女はその領域の動力と連結しており、一定距離を離れると全てのシステムがダウンするのであった。
そしてそれは少女の命にも関わる事だった。
少女はその領域により生かされている。
その領域は少女により存在を赦されている。
少女は男にひとりで外界に戻る様に言った。
思い悩んだ男だったが、必ず帰って来ると言い残し地上を目指した。
その後、その領域に辿り着く者は誰も居なかった。
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そんなお話。説明長いですか、そうですね。
妄想が膨らみすぎちゃいました。

相変わらず特殊読みを多用してます。
前のバージョンで全ひらがな表記版が読めます。

閲覧数:246

投稿日:2010/07/15 04:03:12

文字数:526文字

カテゴリ:歌詞

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