ちょいと先刻ぶたれた傷の礼に
駆け出しゃ花街(かがい)は天気雨
「おやおやずぶ濡れ子猫だね」
粋な姐さんわたしを連れてった
――ららら ららら――
わたし三味線なんかになれやしません
「お前の器量じゃ無理だろうね」
はっきり言われてにゃあと泣いた
「あたしの横に座ってな」
迷路のようなこの街で
その手にしがみついていた
花柳(かりゅう)に灯り ぱっぱっぱ
あっちもこっちも ぱっぱっぱ
紅鳶色の羽織をただ追いかける
お座敷からちんとんしゃん
丁々発止でちんとんしゃん
男女折衷 見頃で御座います
「にゃーっ」
生憎猪鹿蝶なら飛んで行った
帰れる床などありゃしない
炊事 掃除 使い 稽古 日が沈む
相合々々々々傘の下 泪
ねえ烏や一曲お願いよ
袖を噛んじゃうようなやつ
コラッと叱られ屋根の上
雄蕊と雌蕊の喜劇
わたしの腫れもの触れないで
姐さん怒ると怖いから
花柳に灯り ぱっぱっぱ
あっちもこっちも ぱっぱっぱ
紅鳶色の羽織をただ追いかける
お座敷からちんとんしゃん
丁々発止でちんとんしゃん
男女折衷 見頃で御座います
是にて御仕舞(おしまい)
コメント0
関連動画0
ブクマつながり
もっと見るあなたの住んでいる土地から一番遠く離れた場所に『塔の町』と呼ばれている不思議な町がある。
もしあなたが丘に立ち、その町を一望したなら、天に向かって伸びる無数の塔を見ることだろう。
何千、何万――もっともっと、数えきれないほどの塔を。
□
その町の民は誰もが『塔』を立てることに一生を費やす。...キミヲセニ 小説
てにをは
見つけたんだ
うずくまっている
誰なんだろうか
分からないんだ
昼を過ぎて
傾いていく
太陽の陰と
戯れていた
手こずっていた
冷え切ったとこに...ダミー
走←そう
束縛したいだけなんでしょ?
そんなキミが大好き好き好き
ぺろぺろ甘い甘いの
え、やだ うそ うれしい
死ぬほど愛されちゃってる?
わたしのことかじってかじって
積極的に食べられるスタイルで
溶かして溶かして感情論
イタイ どうして 優しくいたいの
盛り上がっちゃって盲目...愛×愛ホイッスル
ぽりふぉ PolyphonicBranch
I wanna 岩魚跳ね お嬢さん
ときめき百々目鬼(どどめき) 柳の木
子連れも徒然と遊山(ゆさん)
頬撫で芒も手拍子
彼は誰時(かわたれどき) 貴女の手を引く 狐者異(こわい)怖い
古来の来迎 草葉で雉打ち
暗夜行路(あんやこうろ)に閻魔蟋蟀(えんまこおろぎ)
ドギマギしてたら置いてけ堀
かくれ...怪異物ノ怪音楽箱 歌詞
てにをは
頭つるつるゆで卵 こっち見ないで目玉焼き
白と黄色のハーモニー 空の音色とこの香り
辛いこともあるけれど 気がつきゃしらぬまに忘れてる
なんかくだらねぇ さぁ卵見よう
嵐の中を抜けて雲を突き抜けて 光る風から来た
た ま ご !
君と黄身の思いは白身のよう
起きて 寝て また起きて さぁ今日も頑...LOVE たまご
ラヴリーP
寝待ち月
歌詞:ぬこ
曲:nuts rock
三日月 十六夜(いざよい) 弓貼(ゆみはり) 霧霞(きりがすむ)
移ろう姿は(うつろうすがたは) 不確かで 不実なんて(ふじつなんて)
触れた先にある 輪郭を確かめて
ねぇ ほら 見えた 君も わかるでしょう?
ほの暗く 船...寝待ち月の歌詞(作詞:ぬこさん)
nuts rock(BRBRP)
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想