ねえ「君に会いたい」　打ちこんで消す度
寂しくなってく　心に影が射す
教室の窓から　笑顔の君を見る
日陰で漂う　わたしたち陰日向

ふとした　時に　君を目で追うよ
いつかは　気づいて　想いがバレるかな
一度だけ　でいいから　君が目を合わせたら
期待してもいいかな

君は　この世でたったひとり　わたしが飾らずに話せる人
それはちょっと嘘かも　君の前では鼓動が微加速
夏の青さが染み込んだ空と　君をイメージした花を
いっしょに詰め込んだ　ひまわりのハーバリウム

きっと　この気持ちに　君は気づいてない
日焼けの境目　何故だか愛しくて
夏の夕暮れ　鳴り止まぬひぐらし
涼風に吹かれ　舞台はできてるの

声かけ　「好き」だと　言える勇気無くて
派手な　あの娘も　みんな通っているの？
一度だけ　でいいから　君の目の前に立ち
迷いを捨てれたら

もしも　君の彼女になれたら　それだけで充分幸せだよ
大きなことをしなくても　君とふたりでいられるだけでいい
何の予定のない日にも　君と逢う約束をして
「暑い」が口癖になるまで　ふたりで手を繋いでたい

太陽になれたとして　君はわたしに振り向いてくれる？
空の瓶が曇る前に　青いままのわたしで伝えたい
夏の青さが染み込んだ空と　君をイメージした花を
いっしょに詰め込んだ　ひまわりのハーバリウム

夏の青空に誓った　「現在、わたし君が好き」