1
蒼く茂る春の若葉
柔らかな日差しがこぼれる
水のせせらぎが喜びを歌い
風が優しくほほをなでる
いつか見た風景
思い出したくて
まぶたを閉じるけど
繰り返される想い出は
古いフィルムのように
儚くて
2
夢に見るあなたの面影
暖かな笑みがあふれる
甘い唇が愛をささやき
白い手が僕を包む
いつも見る幻影
触れたくて
手を伸ばしても
消えていくその声は
擦りきれてただ淡く
残るだけ
C
いつか会えると信じて
あなたを探す
そこに待つ真実ががたとえ
残酷であっても
僕はきっと受け止めるから
3
いつか見た風景
思い出したくて
まぶたを閉じるけど
繰り返される想い出は
古いフィルムのように
儚くて
そっと
ぬれたまぶたを開く
コメント1
関連動画0
ご意見・ご感想
Poto_P
ご意見・ご感想
夜は銀色さん
ずいぶんご無沙汰をしております。
Poto_Pです。覚えてもらってますでしょうか?お元気でしたか?どうしておられるのだろうと案じておりました。
作品拝見いたしました。
透明感のある良い作品ですね!
私も歳を重ねてきたせいか、昔の事をよく思い出します。結婚前に付き合ってた彼女の事を特に思い出します。あの時、このままずっと一緒にいるか、別れるか、の選択を強いられた時、私は音楽を続けて就職はしない、だからもう一緒にはいられない、という道を選びました。
そして今に至るのですが、よく思うのは、あの時音楽ではなく彼女と一緒にいることを選んでいたら、今頃どうなっていただろうと。
とても優しい人だったので、それはそれで幸せになっていたかもしれない、なんて思うのです。
もう連絡の取りようもないので、探すことも不可能ですが。
この詩は、そんな私の気持ちにスッと入ってきました。
よかったら曲をつけさせていただけませんか?
もしご許可がいただけるものなら、ちょっとだけ注文もあったりもするんですが、いかがでしょうか?
久しぶりにお名前拝見してとてもうれしかったのです。
どうぞよろしくお願いします。
2024/01/15 21:38:49