「なあ、好きなやつがいるんだ」
“そう”

何、何、無反応
水面を叩くはずのアクション 無風で波紋が広がらない
蟻が目前を通り過ぎたような なんでもない事?


「新しい彼女出来たんだ。可愛いだろ」
“へえ、良かったね”

それだけ? それだけ?
近くにいるのに 今なら思い切り手を叩いても 瞬きすらない

君の視界のギリギリ端 君が決めたボクの定位置
おかしい どうして 心ざわめかせたいのに
進む方向がまるで違うのか 視線がかみ合わない
人形をいくら囮にしても 君の視線は冷ややか

モンキーダンスでもすれば 君は 笑ってくれますか
気を惹くこともできますか

絶対にあのヒトコトは言わない 言えない 
ボクの取る最終行動

「君は ボクがいなくなったら 探したりする?」
“もちろん だって友達だからね”


罪があるとするならば
それは一体何だろうか
前世に残してきた 置き土産なんだろうか
口は災いの元だと 幼い頃に 教わった
今でも心の縁に ファスナー付いてる
誰も 誰も ないと思ってる
今のボクが本当だと 思ってる

道化になり損ねた ボク
魔法使いはファンタジー
夢の世界への渡航切符は 売り切れ済みデス

希望を失って 階段をつまづいた
差し伸べられた手には 指輪がはまってた
でも右手だったと 後で気づくんだ

涙は硬いよ ダイヤは軟いよ
柔らかい地面を踏みしめたい 荒地はもうたくさん


情けなくて 悔しくて 必死に扉の鍵を探した
諦めるという選択肢 もらうのはもっと先でいい
神様に縋るのも 今はやめにしとく


心の在り処を 君には見せよう
砕け散っても 再生能力フル稼働
百年後ぐらいには元通りさ

受け取って 見てくれる それだけでいい
定位置を守っても 得することなど1ミリも無い
聞いて 知ってくれる それだけでいい

反応してくれなくたって いいんだ いいんだ いいんだ!

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

振り向いて

歌詞なっがいなぁ、と自分でも思うww

しかし、一回で書ききったのは一体いつぶりだろう。
そう思うくらい、あまり悩まず楽しく書けました。

字間を開けてあったりしますが、大した意味はありませんw

閲覧数:34

投稿日:2011/04/30 13:24:25

文字数:806文字

カテゴリ:歌詞

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