霞んだ 景色の中
間違っていることだけは分かって
綺麗な 心さえ
歪んで 汚れてしまうのでしょう
君の爪先 描いた線が
夏の日差しに照らされて
「ここが君と僕のゴールだよ」
寂しくなった指先で
夢をなぞる
何千回とノックした
その扉の前では
いつまでも僕らは進めない
絡まって泣いていた
弱虫な僕には
君の顔さえ見れなかった
怒ったこと 笑ったこと
悲しんだこと 楽しいこと
なんだって
一分前の記憶みたい
蝉に溺れた胸を焦がす
迷ってる僕の泣いた声
何千回とノックした
その扉を開いて
君の瞳をただ思い出す
足りない世界の中
君と僕のアイロニー
最後の言葉は
ミステリアスに染まって
何千回と手を伸ばし
抗う僕の最後は
いつだってそう夕陽に照されて
泣きたい夢の中
描いたお伽噺
君の言葉が胸を穿った
僕の言葉で言えてよかった
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