君と地平線飛び込えてゆく
そんな夢見ながら呟いた
今日の向こうで日の出が僕を待つ

走り出した 景色を置き去りにして
「もう少しだけ」が言えないままで
ネオンの海に飲まれないように
しっかり掴まっていたいけれど

現実(リアル)を映す窓は締め切ったまま
二人の世界が漏れないように
このまま漂っていたいけれど
後ろから朝が追いかけてくる

ステレオが歌う笑っちゃうような
聞き飽きた愛の逃避行に
何となく耳を傾けたけど
薄っぺらな言葉で満たされている
明日なんて見たくないから
ここから連れ出してよ ねぇ

君と地平線飛び込えてゆく
そんな夢見ながら呟いた
「綺麗だね」って宙を漂った言葉
フロントに星が滲んで
言い訳ばかり考えていた
今日の向こうで日の出が僕を待つ
沈黙が映す心を隠したくて
溢れだす言葉は空回る  

手を伸ばせば届きそうな明日が 僕の耳元で囁いて
永遠のように遠くさせる
薄っぺらな僕が望む未来に
特別は何処にもないから
ここから連れ出してよ ねぇ

君と地平線飛び込えてゆく
太陽から逃げていくように
西へ向かう旅の途中で
星が降る夜を振り切って
言い訳なんて嘘 搔き消した
今日の向こうで日の出が僕を待つ

君が楽しそうにまた笑うから
今日が続けと願いながら
明日の君の笑顔を願った
君と地平線飛び込めたなら
あの時 夢見ていた言葉を
そのまま 君に伝えられますように

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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夢百合草

閲覧数:90

投稿日:2023/07/09 19:23:04

文字数:597文字

カテゴリ:歌詞

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