「重ねる一歩」

作詞:切儚
作曲:モノオキP

通勤ラッシュに飛び込む平日(ウィークデー)
まぶたに残った眠気も
忙しない朝のざわめきがかき消していく

そっとイヤホンで耳塞いで
今の気分の曲を再生(プレイ)
好きなバンドの歌う歌詞に勇気をもらった

そうして誰も彼も同じような表情(かお)して
溢れかえる駅のホームに着いて

見上げた空が眩しかったんだ
手を伸ばしても今あの日には届かなくて
それはまるで僕の夢のようだ
もっと高くて、もっと遠く
たどり着く“いつか”の日を信じてる

余裕がないまま時間(とき)は過ぎて
気がつけばもうアフター5
帰り出す同僚(なかま)を尻目に頭を抱えても

腐らずに課題をこなしていく
それは仕事も夢も同じ
目の前のことからでしか始まらないから

やっと帰る頃にはもう夜も遅くて
不甲斐ない自分が嫌になるけど

街の灯りが優しかったんだ
今日を戦い抜いた僕を迎えるように
…ほんの少し報われた気がした
小さな一歩だとしてもいい
積み重ねの毎日を生きていく

嗚呼、立ち止まる暇もないくらい
目まぐるしいスピードで日々は流れて
何もかもが変わっていくけど
ひとつずつ向き合っていこう
どんな時だって、そこからまた始めよう
今日より明日は前に進めるように

見上げた空が眩しかったんだ
手を伸ばしても今あの日には届かなくて
それはまるで僕の夢のようだ
もっと高くて、もっと遠く
どこまでも 嗚呼

全部、諦めないって決めたんだ
やりたいこともやらなきゃいけないこともすべて
そんな道を僕は選んだんだ
小さな一歩だとしてもいい
積み重ねの毎日を生きていく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

重ねる一歩

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投稿日:2021/06/27 11:03:31

文字数:693文字

カテゴリ:歌詞

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