小さな頃から 窓の外を見つめてた
無邪気に遊ぶ 子どもの声も
草むらの中 吹き抜ける風も
ずっと ずっと 憧れてた

私は心が寂しくて
いつも自分の殻に閉じ篭ってた
何か夢があるわけでもなく
ただ平凡に生きてきた

私は籠の中のカナリア
誰に聞かれることもなく 囀り続ける
いつか誰かが 扉を開けて
本当の私に 気付いてくれるまで


子どもの頃から 空の上を見つめてた
羽ばたき遊ぶ 小鳥の羽を
青空の中 流れ行く雲を
ずっと ずっと 待ち続けてた

私は心が悲しくて
いつも自分の闇に怯えていた
愛も恋も得ることが出来ず
ただ孤独に生きてきた

私は籠の中のカナリア
空に飛び立つことも無く 囀り続ける
ついに誰にも 気付かれないで
本当の私が 朽ちていくとしても


偽りの私 本当の私
どちらも悲しき 籠のカナリア
いつか自由になる日を夢見て


私は空へ飛び立つカナリア
誰にも聞かれなくていい もう歌わないから
結局誰かに 気付かれたくて
本当の私を 見失っていたの

だから私は飛び立つ 無限の空へ
本当の私を 曝け出して

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

カナリア

すごく久しぶりの投稿です…。
ま、出来がどうかは何ともいえませんが。

無論、これも作曲してくださる方募集中ですので、
よろしくお願いします。

閲覧数:191

投稿日:2008/06/02 18:14:20

文字数:468文字

カテゴリ:その他

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