A1
溶けた夕暮れ 肌にまとわりついて
誰か気付いて 手をかざす
これはどこかで 巡り廻る雲のせい
声を交わして どこかに消える人
屋根を求めて 走ることもしないで
影の速さに 諦めた
これも よくある夏の日の一コマと
前を向くけど 止まるのも面倒で
帰る場所もないけれど
B
それでも 君にだけ 傘を渡せたらよかった
僕に刺さった白雨(しらさめ)
サビ
満たし合えば 溶かし合えば どこまでも落ちていけたの?
もっと痛みが降るなら はじけて消えてくれるの?
満たし合っても 溶かし合っても 君と僕はひとつとひとつ
雨がすべて染めていく
幻 抱いて進むよ
A2
あの日 光は二人を包んでいたよ
青い空気に 手をのばす
想い どこかでまた繋がり巡るなら
共に交わした あの日々もどこかに
君は走って 何を求めているの?
僕は速くて 諦めた
後悔の中 夏の日に倒れても
前を向くから たまには見ていてよ
会える保証もないけど
B2
それでも 君にだけ 傘を渡せたらよかった
僕の中に浮いた愛
サビ2
溺れ合えば 混ざり合えば どこまで流れて行けたの?
もっと 光が降るなら 乾いて消えてくれるの?
溺れ合っても 混ざり合っても 君と僕はひとつとひとつ
雨にすべて染まっても
一人でここにいるから
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