SNSのタイムラインを眺めていると、ときどき不思議な感覚になることがあります。
同じように時間をかけて作った投稿でも、多くの人に届くものもあれば静かに流れていくものもある。
その違いを説明しようとすると、「アルゴリズム」という言葉で片づけられることが多いですが
僕にはそれがまるで宇宙を動かす見えない法則のように感じられます。
誰にも姿は見えない。
それでも確かに存在していて、僕らの進む方向を少しずつ変えていく。
だからといってその法則に振り回されるだけでは面白くありません。
風向きを読むようにデータを見て、星の位置を確かめるようにユーザーの反応を観察する。
そして次はどちらへ舵を切るべきかを考える。
その繰り返しは、どこか大海原を航海している感覚に似ています。
もちろん、ときには予想外の嵐もあります。
昨日まで伸びていた投稿が急に届かなくなったり、新しい機能が追加されて景色が一変したり。
それでも僕はその変化を少し楽しみにしています。
ずっと同じ地図では新しい景色には出会えません。
SNSも同じで変わり続けるからこそ、昨日とは違う発見があります。
マーケティングは数字を扱う仕事ですが、その数字の先には必ず誰かの感情があります。
画面の向こうで笑ってくれる人、共感してくれる人、勇気をもらったと言ってくれる人。
その一人ひとりの存在が、この航海の目的地なのだと思います。
アルゴリズムは目的ではなく、あくまで海流です。
僕らが本当に目指すべきなのは、人と人がつながる瞬間なのではないでしょうか。
今日もまた新しい投稿を送り出します。
どこまで届くかは分かりません。
それでも小さな船に想いを乗せて、見えない宇宙法則の中を進み続けます。
きっとその先にはまだ見たことのない景色が待っていると信じながら。
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