雨上がりの空
小説みたいだ
見ていた悪夢が
僕を叩き起こす

窓ガラスの向こう
白に近い朝日
かざした右手で
逆剥けが千切れた

傷口から血が流れる
早く止めなきゃ

「ごめんね」
それすらも遠ざかる
だけど だから 僕が
全部連れてくよ
愛してくれたこと知ってるよ
もう苦しまなくていいよ
僕が連れてくよ

木漏れ日に包まる
掃除日和の午後
片付かない過去は
いまだに片付かない

傷口から血がこぼれる
早く止めなきゃ

ひょんな黄昏時
小説みたいだ
道連れできるなら
神隠しでも良い

傷口から血が流れる
触らないで汚れちゃうよ
優しい人 汚す前に
早く消えなきゃ

「ごめんね」
それすらも言えなくて
どんな思いで 僕を
守っていたの?
愛してくれたこと知ってるよ
もう苦しまなくていいよ
僕が消えるよ

朝焼けから
また始まる
悲しませないで
沈むため

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

月とサボテン

閲覧数:59

投稿日:2021/11/19 23:51:09

文字数:380文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました