霞む、光 モニター越し
虚像結ぶレンズ ただ、青
いつかの記録忘れないように
試験管の底、しまったはずなのに

思い出す
取り出して触れるたび
形状変わり ゆらゆらり揺れる
人工的な、補正
歪む
変わっていくことが許せない

揺れた君の影、褪せたフィルム
記憶の中
不和、不安浮かぶ
「」
なんて、もう言わないでくれ
融解したはずの君の声が聞こえる

巡り巡る繰り返す日々
相違?君がいないだけだ
変わらない ただ、いつもの温度で
無機質な音だけが残る

幻覚に手を伸ばす
掴めずに消える
まどろみ ゆらゆらり消えた
水底に沈めても 離れない
胸に残り消えてくれない

揺れた君の影、褪せたフィルム
記憶の中
不和、不安浮かぶ
「」
なんて、もう言わないでくれ
融解したはずの君の声が聞こえる

核酸と浸すアルコール
あの日の思い 閉じ込めるように
ここは誰もいない 触れさせない
私の記憶とホルマリンの海へ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

記録:研究室にて 2023_11_2 20:00

閲覧数:35

投稿日:2023/11/07 00:52:52

文字数:405文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました