初めて二人で過ごした夜を
憶えていますか?
雨に降られて もたれる自販機
切れかかって 瞬く街灯

時折行き交う 車のライトに
思わず顔を伏せたね
濡れたシャツが寒くて でも触れない距離で
言葉探していたよね

「愛には必ず終わりがあるの?」なんて
拙くて笑っちゃうよね

今頃になって 胸の奥に沁みるね
冷たい雨が頬を伝うよ


今夜は星も 雨雲に途切れて
しずくの様だよ
駅まで急ぐ 人たちの流れも
どこか不思議に見えたよ

ホームでの時間も 電車での時間も
家までの時間が
やけに長く思えて 何度も携帯
みてはため息ついてる

「時間が心を癒してくれる」なんて
昔見たドラマだったかな?

今頃になって耳から離れないよ
少しだけ笑ってみたけど

どれだけ過ぎれば思い出になるの?
そんなの分からないから

あの日のような空を見上げて
冷たい雨が頬を伝うよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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冷たい雨が頬を伝うよ

出会いと別れをドラマ風に表現したつもりです。

「な、泣いてないよ…雨が…」

閲覧数:205

投稿日:2013/09/18 22:20:15

文字数:380文字

カテゴリ:歌詞

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