退廃する現在
全てが荒んでいく
色の無い世界の中で
芽吹き咲き誇る花

荒れ果てたこの大地
響き渡る希望は
砂漠に染み渡る水に
とてもよく似ている

諦めが駆け抜ける
失う物は無い
閉ざしかけた心が
叫ぶ言葉に気付いた

廻れ(まわれ) 廻れ(まわれ) 世界を
地平線の更に遠くへ
心の琴線掻き鳴らせ
忘れられたこの詩

舞われ 舞われ 気ままに
囚われる事無く自由に
繋ぐように謳う旋律
希望を架けるこの詩

砂嵐吹き荒れる
前を向く事出来ず
心折れて座り込んだ
ただ光に焦がれて

寄り添う小さな花
息吹く声が聞こえる
大地と共鳴しながら
鼓動を響かせる

存在の意味なんて
自分でも知らない
でも確かに感じる
生きてると叫ぶ声を

廻る 廻る 身体(からだ)を
刻むように謳い続ける
世界が流転し続けても
巡っていくこの詩

舞わる 舞わる 華麗に
仮令(たとえ)この先見えなくとも
風に踊る花弁のように
紡ぎ続けるこの詩(うた)

世界の意味が解る時が
命朽ちる時ならば
其れ迄の糧はどうすればいい
孤独と戦う為の

寄り添う花は枯れるけれど
確かに未だ咲いている
心には鮮やかに残って
あの日の詩と一緒に

廻れ(まわれ) 廻れ(まわれ) 世界を
地平線の更に遠くへ
心の琴線掻き鳴らせ
忘れられたこの詩

舞われ 舞われ 気ままに
囚われる事無く自由に
繋ぐように謳う旋律
希望を架けるこの詩

廻る 廻る 身体を
刻むように謳い続ける
世界が流転し続けても
巡っていくこの詩

舞わる 舞わる 華麗に
仮令(たとえ)この先見えなくとも
風に踊る花弁のように
紡ぎ続けるこの詩(うた)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

心に咲く詩

つきのP(きつつきのわ)様の楽曲(http://piapro.jp/content/?id=kbsd42fosns22yqd&piapro=9eree4bcok8ecld83fc9m79af5)に歌詞をつけさせていただきました。

あまり具体的なイメージは持たずに作詞しました。曲の雰囲気から、具体的・日常的な歌詞よりも、抽象的で非現実的なもののほうが合うかな、と思いこのような形に仕上げた次第です。
前バージョンに全文ひらがなのものが有りますので、必要があればご覧いただければと思います。

「全ての終わりが近づいているとしても、まだここにいる。生きてる。だから紡ぎ続ける」

閲覧数:242

投稿日:2011/02/12 23:14:21

文字数:698文字

カテゴリ:歌詞

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