ひとりきり佇んで 眺めていた海辺に
 流れ着く欠片たち 星砂に削られて
かすれゆく記憶さえ 今もまだ恋しくて
 冷えた風、なびく髪、そっとなでる手のひら

待つだけの日々が過ぎ 削られたこの胸に
 突き刺さる棘の先 戸惑うだけで
 
わずかに名残惜しむけど 取り返しなんてつかない
 後悔だけを握り締めて 手は震えてしまう 
砂の城崩れてく 波が打ち消す泣き声を
 いつの日か止められるなら 痛みも受け入れ


ふたり過ごした日 部屋のすみ、プランターが
 寂しげに俯いて 過ぎた日を物語る
沈みゆく夕陽さえ 照らせないわたしたち
 せめて意地捨て去れば きっとその手つかめた

帰らない人を待ち 消えそうなこの気持ち
 壊れかけ、ドアベルは 鳴らないままで

かすかな光望むけど 今さら幸せは来ない
 哀しみだけが訪問者の 部屋でうずくまって
少しだけ思い出す 彼の温もりを枕に
 眠れもしない虚ろな瞳 静かに瞑って

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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【初音ミク】砂の城

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閲覧数:423

投稿日:2011/01/13 19:11:14

文字数:409文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

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  • 入鹿丸WRX

    入鹿丸WRX

    使わせてもらいました

    ボーカルが乗り、曲が最終完成形となりましたので、改めて使わせてもらいましたの連絡をいたします。
    ありがとうございました。

    2011/02/04 00:33:46

    • 隅師医 唖漣piaproptBh4V     

      隅師医 唖漣piaproptBh4V     

      ご連絡ありがとうございます!
      完成作をさっそく拝聴しましたがさびしげな感じがそこはかとなく出ていて
      綺麗なミクのイメージが浮き上がりました。
      動画は作られるのかな??という期待を抱きつつ今後のご活躍を楽しみにさせていただきます(・ω・)ノシ

      2011/02/04 19:28:52

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