そして君を知って
僕たちの歩いて来た
その遠い日々達
ありがとう? ありがとう…
Dear Story Story...

Story...


君は土手を駆け上がった
「星が見たいんだ」
って楽しそうに…
僕は手を引かれるままに
あの日の事 頭にあるんだ
違うんだって…
消えないでよ

思い出は坂を下ってく…


悪循環な壁の街へ
扉を開けたくない症候群
時計を見たくない
時間を忘れたい


君はどうして
ここを…
君はどうして
ぼくを
君はどうして
君はどうして
君はどうして…


消えないでよ?


星の見える 丘からあの日を
眺めていた
名前も知らないままに…

出逢った季節は
覚えていないけれど
約束の夕陽に
シグナルを乗せて

大人になった
僕らはここで生きてる
君を思い出せず
記憶は端に… 寄せて



千切る優しさを 繋ぎ止め解く
さよならを言わずに
雲は世界へ旅をした
ここから見える景色を
僕の全景だと称えて
記憶の端で笑う
君を思い出していた


大人になった
僕らはここで生きてる
この高い声を
記憶の君に…届けてる…

届かない事は
分かってる 分かってても
切ないんだけれど
君を思い出してる





元気にしてますか?
子供の頃の記憶

隅っこで座る 僕の手を引いた君


付いていく日々に
楽しさを覚えてる
君に恋をした

名も知らない物語…


やがて月日が過ぎ
僕らは大人になった
あの街を背にして
今では帰り道も分からない
ふるさとへ向かう
記憶を辿る道は
もう聞こえない
精霊の記憶… 記憶…

君と離れた
あの時の流れる音
手を振り涙した
僕たちは弱くて… まだ 陽射しは
翳らず
心を照らしている
この高い声を
君に届けてる… 届けば…
届いて… 会いたい…


記憶を辿った
確かに僕はそこにいた
眩しくてくらんだ
世界だって弱くて この日から
瞼を閉じてまた深く寝入る

そしたら君が笑う

無邪気な微笑み…
彼方へ



「星が見たいから付いておいでよ!」

20年前の月
変わらず世界を照らしている

都会で忘れた君の色も
また会いたくても
生きていた場所すら知らないよ
何故だろう?
僕は確かに居たよ
記憶の君が笑う

可愛い笑顔を 寂しげに…
疲れを… 見せていた…


ずっと


ず…っと







あの日から僕らは
子供を目指していた
「なりたかった大人」は
手を繋いで見た
星の様に…
理想で…
綺麗な…
記憶…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

名の無い物語

題名通り、少し長めの物語の様な詞にしました。
これは優しげな雰囲気を出すのに苦労したのを、覚えています。

閲覧数:106

投稿日:2014/09/30 05:09:45

文字数:1,055文字

カテゴリ:歌詞

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