A
君のことならホントは
些細な癖だって知ってる

たとえば緊張ほぐすために
髪を触ることだとか

B
何度も繰りかえす
ハジメマシテは
永遠に終わらない

増えてく思い出に
花は咲かない
取り残される

S
足音の
欠片ひとつひとつに
こぼれおちてく
記憶を拾い
大切に抱えている

晴れた日には
落としものだよって
届けにいくよ
そして物語
また一から紡ごう


A
少し人見知る君は
今日もまたはにかんでいる

はずかしそうに頬を染めて
あどけなく自己紹介

B
交わした飽きるほどの
ハジメマシテに
淡い夢みてる

重なりあう道に
花は咲かない
僕だけのデジャヴ

S
道のりに
欠片ほろりほろりと
こぼれおちてく
記憶を愛でて
丁寧にしまいこんでた

晴れた日なら
奇跡が起きてもいい
一度だけでいい
振り向く君から
僕の名前が聞きたい


C
今も僕が
何もかも
覚えてるから
君の欠片のすべて
失くさずに
ここにもっているから
だから、…笑っててね

S
夕焼けに
欠片ぽつりぽつりと
こぼれおちてた
記憶、思い出
宝箱に鍵をかけた

ひとりきりで
ふたりぼっちの歌

君がふいに
涙したからまた
最初から始めて僕は
出会いを繰り返す

——ひらがな——

始まりは晴れた日に

A
きみのことならほんとわ
ささいなくせだってしってる

たとえばきんちょおほぐすために
かみおさわることだとか

B
なんどもくりかえす
はじめましてわ
えいえんにおわらない

ふえてくおもいでに
はなわさかない
とりのこされる

S
あしおとの
かけらひとつひとつに
こぼれおちてく
きおくおひろい
たいせつにかかえている

はれたひにわ
おとしものだよって
とどけにいくよ
そしてものがたり
またいちからつむごお


A
すこしひとみしるきみわ
きょうもまたはにかんでいる

はずかしそおにほほおそめて
あどけなくじこしょおかい

B
かわしたあきるほどの
はじめましてに
あわいゆめみてる

かさなりあうみちに
はなわさかない
ぼくだけのでじゃぶ

S
みちのりに
かけらほろりほろりと
こぼれおちてく
きおくおめでて
ていねいにしまいこんでた

はれたひなら
きせきがおきてもいい
いちどだけでいい
ふりむくきみから
ぼくのなまえがききたい

C
いまもぼくが
なにもかも
おぼえてるから
きみのかけらのすべて
なくさずに
ここにもっているから
だからわらっててね

S
ゆうやけに
かけらぽつりぽつりと
こぼれおちてた
きおくおもいで
たからばこにかぎをかけた

ひとりきりで
ふたりぼっちのうた

きみがふいに
なみだしたからまた
さいしょからはじめてぼくわ
であいおくりかえす

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

始まりは晴れた日に【曲未定※お声かけいただいています】

曲未定ですが、お声かけいただいいる歌詞です。

記憶を定着させられない「君」と
ずっと傍にいながらいつも「君」とは
はじめましてから始まる「僕」
をイメージして、「僕」視点で描いてみました。

タイトルは仮称です。
編曲の際の歌詞改変、調整は問題ありません。
また、対応も可能です。

閲覧数:530

投稿日:2021/08/03 08:43:28

文字数:1,159文字

カテゴリ:歌詞

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