空を睨む僕の顔は無表情で
泣いても笑ってもいない
まして怒ってもいない訳で
空っぽの心ばかり逸る焦る
朝がまた遠ざかっていく

青臭い理想とか夢を抱いて
不安な日々越えて来たけど
手触りに拘る僕の右の掌は
刹那のマボロシに騙されて
夜にまた踊らされている

探し疲れて叫び疲れて
不協和音が聴こえても
心臓が咽び泣くように
僕を突き動かすんだ

完全無敵な鋼鉄メンタル
楽園の向こうにあるという
誰もが欲しがる真実の秘密
握り潰されてしまうその前に
その声を張り上げればいい
さあ全てを暴くのは誰だ

はめ込んだピースはいびつで
理不尽な世界の象徴のようで
無理矢理完成させたそれは
アンバランスな僕のリアリティ
涙が止めどなく溢れた深夜

全てを包み込むような優しさ
随分前からそこにあったのに
履き違えて吐き捨てていたのは
下らないプライドに守られた
あまりにも幼い僕の弱さだ

求めすぎて見失って
全ての音が消え去って
脈打つ血の菅だけが
僕を呼んでいるみたいだ


完全無敵な鋼鉄メンタル
夜明けと共に産まれるらしい
誰もがねだる甘い甘い理想
踏み潰されてしまうその前に
その拳を振り上げればいい
さあ全てを暴くのは君だ

止まらない情熱の奔流
戻らない時間のうねり
曖昧な世界の定義に
目眩に襲われた午前2時


完全無敵な鋼鉄メンタル
楽園の向こうにあるという
誰もが欲しがる真実の秘密
握り潰されてしまうその前に
その声を張り上げればいい
さあ全てを暴くのは誰だ

全てを飲み込むのは、僕だ






ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

鋼鉄メンタル






さあ、全てを暴くのは、誰だ。





閲覧数:143

投稿日:2014/01/31 21:43:40

文字数:662文字

カテゴリ:歌詞

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