声に生らぬ程の絶望が襲い来る
この現実の悲劇に、誰も夢が見れない
涙さえ枯れ、この世界に恨みさえ抱く
この心は、土砂降りの雨に洗い流される正義

誰かを殺して、生き延びる
足を掛けるのと同義
無能な天と苦悩する地
どちらが賢く、どちらが愚か?

この世界を握りつぶして
分解(バラ)色に染め上げても

子供達の笑顔を見るだけで
まだ大丈夫、まだ平気って
思える僕は甘いかな?
この潰えそうな程の
悲しいくも愛おしい
世界で、もう一度
〝希望〟(ゆめ)を

誰も彼もが、膝を付いて
「もう立ち上がれないよッ!?」って叫んでも
その嘆きは、天まで届かず
地を、這うばかり

「一体誰が」って
周りを見渡しても
そんなの居ないって気付かされて
世界レベルで見たらちっぽけな
僕らの悩みでさえ
寄せて集まれば一大事

この世界を押し潰す程に
分解(バラ)色に染め上げる

子供達の笑顔を見るだけで
まだ大丈夫、まだ平気って
思える僕は甘いかな?
この潰えそうな程の
悲しくも愛おしい
世界で、もう一度
〝希望〟(ゆめ)を

星が降る度に両手を合わせて
「この子だけには」と、優しくその髪を撫でる
どこかでは、愛する人と手繋いだり
どこかでは、涙しながらキスをするんだ
この夢も希望も無い世界に
どうか、光を

この幾千もの笑顔(輝き)が生きる世界で
もう一度あの表情(かお)が見たいって
想うのは罪なのかな?
この瞬間も誰かが
涙を呑んで笑っている
世界で、もう一度
〝希望〟(ゆめ)を

おやすみ、今日も良い夢を…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Esperanza

閲覧数:14

投稿日:2011/08/27 00:16:23

文字数:703文字

カテゴリ:歌詞

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