「雨をひっくり返したようなバケツ」
作詞作曲編曲：caponyan

君の全てを知りたいなんて思わないけれど触りたい
お構いなしに生きてるだけで儲けもんだよと思いたい
可愛気のない子供の方がリアルに感じられると
お洒落なカッフェで話してる主婦の方がよっぽどkawaii

何て倒錯したまるで
雨をひっくり返したようなバケツだ

いっぺん夢から醒めたらもう二度と眠れない気がしたよだから
もう一回こっち向いて確かめさせて

君はレインブーツを履いて水溜りにザブザブ入ってく
僕が触れられたくない場所も踏み込んで荒らしてくれ
あべこべになってもいいから

◆

僕のすべてを分かりたいだって構わないどうぞ勝手に
明日履いて行く靴下が何色かさえ分からないのに
５年後の今日何してるか訊いてくるヤツは嫌いだよと
コンビニ前のベンチでアイス食べてる女子がmabayui

何て気だるい夏きっと
忘れようとしても覚えられない

絶対主義の王女様の誰も知らない嘆きを聞いたよせめて
精一杯意地を張っておやすみ世界

君のウェザーリポートはいつも不機嫌なヘクトパスカル
付かず離れずいる僕を追い込んで吹き飛ばして
逆さまになってもいいから