１
＜A-Miku＞
お気に入りの
ワンピースはいて
家飛び出す
夏の日

＜A-Rin＞
焦げた地面
照りつける日射し
気にしないの
今日だけ

＜A-IA＞
道の途中
アイス買って食べて
また歩くの
ひたすら

＜A-all＞
目指すはあの
港　ターミナル
目当ての船
やって来る

＜B-Miku＞
あのね　明日　帰る　迎えに来て　約束だよ
電話口の　恋しい声　親友からだった

＜B-Rin＞
もちろんと　すぐに　言って電話　切ったの
ついに　会えるのね　待ちわびた　この日

＜B-IA＞
真夏の日は　苦手なんだけどね　そんなことは
気にならないくらい　溜まってた会いたい気持ち

＜S-all＞
ほら港は　もうすぐそこ
君に　段々近付く

＜S-all＞
香る塩の匂いにまた
足が速くなっていくの

２
＜A-Miku＞
同じ街で
育った私達
いつも一緒に遊んだ

＜A-Rin＞
夏祭りで　浴衣見せ合ったり
花火見たり　したよね

＜A-IA＞
なのに君が　遠くの学校に
通うことになったから

＜A-all＞
泣いて泣いて
君を止めようと
したんだったね
あの時

＜B-Miku＞
今思い返せば　いい思い出なんだけどね
当時は必死だったの　別れるのは辛いもの

＜B-Rin＞
君の顔見たら　話したいことが
全部頭から　飛んでいっちゃうかも

＜B-IA＞
だけどもしそうでも　笑わないで　お願いだよ
だってね　きっとお互い　何も言えないよ最初

＜S-all＞
港に来た　船はいない
到着時刻は　迫る

＜S-all＞
青い空の　下で待つの
君の思い出抱えて　待つの

３
＜S-all＞
遠くの橋　くぐるあれは
君を乗せた愛しい子？

＜S-all＞
着岸した　船体から
君が手を振るの見えた

（ひらがな）

１
＜A-Miku＞
おきにいりの
わんぴーすはいて
いえとびだす
なつのひ

＜A-Rin＞
こげたじめん
てりつけるひざし
きにしないの
きょうだけ

＜A-IA＞
みちのとちゅう
あいすかってたべて
またあるくの
ひたすら

＜A-all＞
めざすはあの
みなと　たーみなる
めあてのふね
やってくる

＜B-Miku＞
あのね　あした　かえる　むかえにきて　やくそくだよ
でんわぐちの　こいしいこえ　しんゆうからだった

＜B-Rin＞
もちろんと　すぐに　いってでんわ　きったの
ついに　あえるのね　まちわびた　このひ

＜B-IA＞
まなつのひは　にがてなんだけどね　そんなことは
きにならないくらい　たまってたあいたいきもち

＜S-all＞
ほらみなとは　もうすぐそこ
きみに　だんだんちかづく

＜S-all＞
かおるしおのにおいにまた
あしがはやくなっていくの

２
＜A-Miku＞
おなじまちで
そだったわたしたち
いつもいっしょにあそんだ

＜A-Rin＞
なつまつりで　ゆかたみせあったり
はなびみたり　したよね

＜A-IA＞
なのにきみが　とおくのがっこうに
かようことになったから

＜A-all＞
ないてないて
きみをとめようと
したんだったね
あのとき

＜B-Miku＞
いまおもいかえせば　いいおもいでなんだけどね
とうじはひっしだったの　わかれるのはつらいもの

＜B-Rin＞
きみのかおみたら　はなしたいことが
ぜんぶあたまから　とんでいっちゃうかも

＜B-IA＞
だけどもしそうでも　わらわないで　おねがいだよ
だってね　きっとおたがい　なにもいえないよさいしょ

＜S-all＞
みなとにきた　ふねはいない
とうちゃくじこくは　せまる

＜S-all＞
あおいそらの　したでまつの
きみのおもいでかかえて　まつの

３
＜S-all＞
とおくのはし　くぐるあれは
きみをのせたいとしいこ？

＜S-all＞
ちゃくがんした　せんたいから
きみがてをふるのみえた