罪の意識はそこにあった
三日月のような痣に
指を這わせることを恐れ
数えあぐねていただけ
捻れたままで絡んでいく
針金は螺旋になり
上り坂を匂わすような
長い階段を造る
息を切らして立ち竦んだ
世界が反転して
逆さに吊されあなたがつく溜め息は
重力のままに下へ
下へと流れていく
ヴェールのように広がりながら
私へ辿り着く
罪の意識はどこにあった?
レンズの中から探る
形に残ることを恐れ
切らずに溶かすシャッター
遥か高みに飾りつける
造花の色のような
淡い制裁は期待を孕むがままに
浮力を伴い上へ
上へと離れていく
水母のように漂いながら
荊へ辿り着く
弾けたその名残にも
痺れは残り
逆さに吊されあなたがつく溜め息は
重力のままに下へ
下へと流れていく
ヴェールのように広がりながら
私へ辿り着く
後に残るのは脱け殻だけと知っても
私の両手はそこへ
そこへと流れていく
ヴェールのように広がりながら
結末を求める
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