猿夢

地獄行き列車 告げられる悪夢
迫り来る惨劇から滲み出した現実感に
自覚したカウントダウン
血なまぐさい夢から逃げるように目を覚ます

無機質な声 無人駅 脈絡も何も無く
不可解と知りつつ好奇心は脈を打つ
非現実を盾に自分から足を踏み入れた
未曾有の怪奇は「幻」それだけの事

忘却しきった嘘のような悪夢
信じがたい惨劇さえ記憶からは抜け落ちた
そんな明くる日ざわめきだした
嫌に生ぬるい大気に逆巻くあの狂気

地獄行き列車 終わらない悪夢
より強く念じるだけ 迫る音と薄らぐ視界
遠ざかる僕の鼓膜に
陰気なアナウンスが生々しく焼き付いた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

猿夢歌詞

猿夢の歌詞です。

閲覧数:907

投稿日:2012/08/10 20:27:49

文字数:274文字

カテゴリ:歌詞

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