コバルトブルーを叩き潰したような笑みで
地上を這う人間の煩悩を全部詰め込んだような
蜷局が渦巻いた君と僕の狭間で
ぐらり揺れる太陽光、奇怪をどう解こうか
水分が足りないと訴えている頭ん中で
ランルラリラいびつに拉げた顔で見ないで
深い深い青の飛び散る様
ランルラリラ鼓膜を震わす君の戯言
淡い世界を染め上げる飛行船なんだ
地上を這う人間に永遠のように見せかけた
変わらないはずの夕景は境目すらもう曖昧で
未来という風来坊、そっと不変の有無を問う
そのパラサイト願望に抗いながら
ランルラリラ惨めに歪んだ僕を見ないで
浅い浅い声で吐き出す様
ランルラリラ孤独に震える僕を見ないで
淡い世界はこのままでいいの
ランルラリラいびつに拉げた顔で見ないで
深い深い青の飛び散る様
ランルラリラ鼓膜を震わす君の戯言
淡い世界を染め上げる飛行船なんだ
ランルラリラ溢れそうな群青のひしめく空が
弱い弱い僕には重くても
ランルラリラ幽かに聞こえる君の息吹の
揺らす世界が震えていたから
ランルラリラ無邪気な幼気な目で見ないで
深い深い愛を振りまく様
ランルラリラ大地を震わす君の戯言
暗い世界を照らしているのさ
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