遮断される僕のこの狭い思考の奥に
今日もまた無意味な妄想論破して
もう何度殺したの？

鼓動聴こえる間もなくて
ただただ刻（とき）と遊んで
歪むその愛の塊（おもり）に
耐えていただけなの

この刃突き立てて

何も変えられない嘆きの先
誰の唄も響かずに
この嘘に浸り慣れてしまったんだ
もう僕に僕すらも止めらんない

怒涛交ざる僕のこの狭い胸中にだけ
明日（あす）を見るかすかな幻想こだまして
涙零した

その度に下方修正され続け
あの頃の記憶も薄れ
何人目の僕が今ここにいるのか？

そっと刃隠して

振り出しに戻って繰り返して
僕の声も届かずに
知らない振りの毎日に溺れた
足掻く事さえしないで

何も変えられない嘆きの先
誰の唄も響かずに
この嘘に浸り慣れてしまったんだ
もう僕に僕すらも止めらんない