午前2時 携帯の着信
聞き慣れた曲 君からの電話

月明かりに照らされた室内で光り続ける携帯
私は曲に合わせて唄を歌う
君が好きだった夢の唄

バイクが好きだったね
興味のない私に真剣に説明してた君の顔が好きだった
雑誌を買って勉強したよ
小さいバイクを買うつもりで君に秘密で貯金してた
バイトで遊ぶ時間が減ってゴメンね
でも君とツーリングしたかった
バイクを見せて喜ばせたかった 君に笑って欲しかった


月が雲に隠れて暗闇
繋がらない携帯 鳴り続ける着信
君の声が聞きたいのに 聞こえるのはノイズの音
届かない声に涙が流れる



午前3時 温かな宵風(よいかぜ)
ディスプレイの文字 大好きな名前

暗い部屋でそれだけが光放ち流れ続けるメロディ
明るく優しい歌声今を歌う
君が好きだったの恋の唄

ギターが好きだったね
弦を弾く指先柔らかに奏でられる君の音が好きだった
ピックを取って弾(はじ)いてみたけど
不協和音が爆ぜただけで君の様には出来なかった
ギターも習っておけばよかったなんて
後悔がどうしてもとれない
ギターを弾いて聴かせて欲しい 君の音が聞きたい


雲が月を隠して暗闇
繋がらない携帯 鳴り続ける着信
君の声が聞きたいのに 聞こえるのはノイズの音
届かない願い私の切望


君の声を届ける携帯
待ち続けた瞬間 目に映る幻影
手を伸ばし縋りついた 聞こえたのは優しい声
もう二度と君を離したりしない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

午前2時の着信

夏らしいものをモ一つ投下。

夏らしく…夏らしく…丑三つ時でw
ほぼ夏関係ないけどw

着信音はもちろん着うたですw

いつも短い言葉遊びばかりだったから
今回は長めの一行を目指してみた。無謀でした^^;

閲覧数:97

投稿日:2009/08/15 05:49:30

文字数:621文字

カテゴリ:歌詞

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