自分だけの朝にしたくて
通学路を避け歩く
皆んなの声を
遠く感じていた
酷(ひど)く緩やかな日に
酷(むご)い言葉を知った
瞬間、大人に成ってた
貴方に教えてもらった
赤色の熱い魔法
酷い言葉を知って
何時しか心が膿んでた
僕等を繋いでいたのは
赤色の熱い魔法だった。
昼のチャイムが届かない
病院横の広場で
如何 演り過ごそうか
作戦を練った
薄く深刻な日々
四月が迫っていても
僕は頑張れなくてさ
教育(よご)されずに
此処に居たって
居ない普通は
変わらないんだ
深く空気を吸った
鼓動の音が聞こえた
『掛け替えのない時間』も
復(また)、無下にしたりして
心臓の奥 宿った
周りを遠ざけたのは
貴方に教えてもらった
赤色の熱い魔法だった。
彼奴(あいつ)は云う
『誰だっけ』
誰もが謂う
『誰だって』は
「誰だって」じゃないから
誰だってじゃない
僕には難しい事
君等も無理してるの
手首 許(ばか)り
汚して居たって
居ない僕等は
変われないんだ
永い朝が終わって
下校の波に飲まれて
直ぐに明日を迎えて
其れを繰り返して
黒い鳥が飛んで居た
僕には煌って観えた
教室の外から
宙を凝視(みつ)めただけ
酷い言葉を知った
途端に、1人になってた
貴方に遺してもらった
赤色の熱い魔法
酷い言葉を使って
何時しか悪意を生んでた
僕が縋っていたのは
如何しようも無い魔法だった。
何時も逢えると思った
貴方を何処かへと遣った
今でも暖かかった。
赤色の熱い魔法
ねえ、
かえして
赤色の熱い魔法
是是乃 × 闇音レンリ『赤色の熱い魔法』 の歌詞です。
niconico
https://www.nicovideo.jp/watch/sm36506327
YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=vs3FH5fs2wM
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