【A】
草のように根を張った 想いはどこまで成長する
神経毒の副作用ならば、幻聴幻覚ならばと
未成熟の心が今、思考を奪えないことを察知した
【B】
現れる兆候 無知の禁断症状
歩けば奇怪 声色発すれば凶器
目を見開いて高らかに音割れ
【サビ】
半音ずれた私 マンドラゴラ
奇妙にリピートする不調和
貴方の記憶に残ればいいと
迷子の声を叫びへと変換
【A2】
狂喜乱舞 引き抜いたら悲鳴になった
貴方の頭かき乱して壊したいわけじゃない
思いに反して蹲る(うずくまる)貴方の背中は語る
【B2】
「耳が擦り切れて狂ってしまうよ」
指先に蛾を乗せて呟く 裂ける羽根
伝説は、皮肉を背負い現実になる
【サビ】
まるで私 マンドラゴラ
小声を忘れ、ただ鼓膜を貫く
顔を歪ませる傍観、探す私
貴方の喜ぶ顔が何処にも見当たらない
【C】
焼き払ってよ、マンドラゴラを
音量を忘れた泣き声は、貴方を苦しめていないか
尚更心配になって、更に悲鳴に拍車をかける
【サビ】
恋をした私 マンドラゴラ
二文字の愛を繰り返し叫ぶ
そこに混ざった貴方の名前
無我夢中で伝えたかった
突然生まれた静寂の中で
涙で奪われた視界を拭う心音
どんな声でも心が伝わるんだと
理解した頃 私の喉は枯れた
【歌詞】アルラウン※文字数訂正中
文字数の増減、変更箇所等ありば遠慮なくお申し付けください。楽曲募集中です。
どうしようもない気持ち、心に抱く愛しい気持ちを叫びたいから叫んでみたという女の子の歌。
それはもう近所迷惑に近い絶叫ですよ、徐々に悲鳴に近くなっていくにつれて、自分のやってることがどれだけ周りや恋慕する相手に対して迷惑だったかを学習し、それでも「これぐらいしないと想いなんて届かないでしょ!?」と自暴自棄になりつつある恋物語です。青春ですね。
叫び=マンドラゴラかな。と。
ちなみにタイトルは、マンドラゴラの亜種アルラウネの語源が、古代の女神Alraunではないかという記述があったので、女の子だからAlraunのほうを使わせて頂きました。
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