王と王女は、僕たちが七歳のころ、流行り病で亡くなった。

だから実質上、リン王女は女王として、この国を治めなくてはならない。

でも、リンは王女として、国を治めると僕に話してくれた。
なんでかは聞けなかった。

そこから、わずか七歳の王女は今まで政治を行ってきた。




・・・


「レン!お願いがあるの!」


朝七時。

僕はいつものように王女の朝食をテーブルに並べていた。

その僕に、王女は頼み事をしてきたんだ。


「…おはようございます王女。今朝はお早いですね」

「おはよ、レン。そうじゃなくて、お願いがあるのよ!私を、緑の国へ連れて行ってほしいの」

「緑の国…隣国のですか?」

「そうよ!」


なにを言い出すかと思えば。


「かまいませんが、どうしてですか?」

「気分転換よ。最近、大臣たちがお見合いお見合いうるさいじゃない?それに政治に勉強。もう飽きたわ。だから、なんか遊びたいな~って」


最近、王女にはお見合いの話がたくさんあがっている。

大臣たちも、王女が一人で政治をやるには、荷が重過ぎると判断したんだろう。

有能で、王女の支えになるのに不足のない若者の写真を、毎日のように王女に見せていた。


「ダメ、かなぁ…」

心配そうに聞く王女に、僕は笑って答えた。

「わかりました。みなさんには、僕から言っておきます。朝食を食べ終えたら、すぐに出発しましょう。動きやすい服を用意しておきますね」

「本当!?ありがとっ、レン!」


本当に嬉しそうに、王女は部屋を飛び回った。


「王女、朝食の準備が整いました」

「は~い!」


ニコニコ笑いながら、王女は席へと座った。





ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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悪ノ召使 ~二次創作小説③~

二番の内容突入です。

ぜんぜんノロノロじゃないね←

次あたりから、青い人と緑の子とかがでてきます。

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投稿日:2010/02/21 11:05:28

文字数:718文字

カテゴリ:小説

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