夢を断って迎えにゆく
私の世界は君一色
被る予定の白いドレス
君色になら汚れてもいいよ

視線が痣を抉る
不揃いな髪が揺れる
あまねく愛しい君の所為だね

いつかは二人の檻の中
傷つけあって愛し合おう
君になら何されても
大丈夫だよ 気にしないで
これがわたしの『好き』


夢を食べて明日にゆく
君なりの愛をデザートに
春夏秋冬 体には
ずっと君の手 染みついてる

破られた部屋の壁
床に散らばる白い皿
物も愛する君が好き

シンメトリーな愛の証
抱き合う君の手が痛い
そんな痛覚も愛に
変えてみせる それが真の
恋人って ことなんだよね?

光に傷焼かれた春の日
君の手が熱かった夏の日
紅葉(もみじ)と腕 見比べた秋の日
冷たくて君を思い出した冬の日
君の愛を 余さず受ける
私は幸せ者

繁華街の電灯の中に
君はふらりと溶けて消えていく
黄金の紙を持って
待っていた 待っていた
それなのに月光るだけ

ネオンがわたしを見下して
可哀想だって嘲笑う
夢を断って愛しても
君の捨て駒 君の殻
黄金の紙は 色褪せた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

夢を断って

閲覧数:155

投稿日:2021/07/28 15:34:18

文字数:460文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました