s
声は聞こえているのに
姿は全然見えないよ
君は今 何処にいるの?
問い掛けても嘆いても
―応答はないのです―
A
幼い手を伸ばした先で
触れられることを願うけど
凍りつく掌が割れそうだ
見えないものを探すのは
そろそろ疲れてきたよ
B
君の甘い声
もう一度だけ聞きたいんだ
君の笑う顔
まだ、いやずっと見ていたいんだ
私はまだ君を探すよ
s
声は覚えているけど
姿は忘れてしまいそう
君を今 消し去ったら
探さなくていいのかな?
なんて考えてしまう
私は弱虫 哀願者
でも私、何となくね、
見つけられる気がするの
A-2
想い出話で一休み
私の頭を撫でる手に
熱くなる冷えた頬 恋した冬
本気で好きになった君
触れるためにまた手を伸ばす
s
声が聞こえた気がした
姿も思い出せそうなの
君を忘れたくないよ!
探せ探せ 手を伸ばせ!
指が届いた感覚
必死に掴み 離さないで
君の姿が見えたよ
零れた涙は歓喜
C
泣きながら口吟むは
感慨混じりの恋哀歌
いつかまた消えてしまう
君を追って生きていく
D
『これはまた消えてしまう
君に捧ぐ哀歌です』
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