A

月が窓まで降りてきて
もう一度と せがむ
十七番目の夜半
私は 口を塞がれたまま

B

洗面台に立って
歪んだ心 鮮やかな絶望
溜まった言葉 願い 生活
流した

S

漂うだけの海月のように 何もかも捨てて
透けた体だったら
君は 信じてくれるかな

A'

今日も家路は消えてしまう
花弁 散らしても 忘れる
「忘れてしまう方がいいよ」
終いには呆けた顔のティーカップ

B

昨日を揺らして
昨日に揺れて
艶やかな夕暮れ
枯らした言葉 祈り 行く宛
それでいい

S

秋分過ぎの海月のように 人の海に紛れ
私の体は 今カレイドスコープ

C

今だけ 名前を失くして
今だけ 生活を失くして
この自由な真夜中に
太陽の歌を聞きたい

太陽の歌を聞きたい

S'

秋分過ぎの海月のように 人の海に紛れ
私の体は 今カレイドスコープになって

SS

漂うだけの海月のように 何もかも捨てて
透けた体だったら
君は

~~~

つきが まどまで おりてきて
もういちど と せがむ
じゅうななばんめの やはん
わたしは くちを ふさがれたまま

せんめんだいに たって
ゆがんだ こころ
あざやかな ぜつぼう
たまった ことば ねがい せいかつ
ながした

ただよう だけの くらげの ように
なにもかも すてて
すけた からだ だったら
きみは しんじてくれる かな

きょうも いえじは きえてしまう
はなびら ちらしても わすれる
わすれてしまう ほうが いいよ
しまいには ほうけた かおの てぃーかっぷ

きのうを ゆらして
きのうに ゆれて
あでやかな ゆうぐれ
からした ことば いのり ゆくあて
それでいい

しゅうぶん すぎの くらげの ように
ひとのうみに まぎれ
わたしの からだは
いま かれいどすこーぷ

いまだけ なまえを なくして
いまだけ せいかつを なくして
この じゆうな まよなかに
たいようの うたを ききたい
たいようの うたを ききたい

しゅうぶん すぎの くらげの ように
ひとのうみに まぎれ
わたしの からだは
いま かれいどすこーぷに なって

ただよう だけの くらげ のように
なにもかも すてて
すけた からだ だったら
きみは

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

水海月

閲覧数:111

投稿日:2021/01/05 23:08:46

文字数:951文字

カテゴリ:歌詞

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