耳に残る　
ホーム改札から通り
開いた車両　座って眺めだした

流れるように
過ぎていく街並みも
昨日と同じで　忘れていくのかな

ずっと雨も止まない予感がしていた
積もる空は　こちらを見ようともしないで

まだ会いたいと思う心も
知らない間に忘れていくって
現在は解らない雨模様
望んだ通りにただ生きれない
誤魔化したくないからそうやって

笑えてたはずのあの頃を
もういないくらいに強がってみたって
変われないと気づくことばかり　　

歳だけがまた一つ重なって

明日の予定
そう書いた手帳を
開いてまた　
書き直していた

叶うように
叶うようにと
空のページの
白を埋めてた

離れた場所
別れた人

繰り返した
それだけが縁があって

もう慣れたかな？
まだ慣れないかな

その都度くる寂しさを止めてよ

「ずっと」とかって無い
誰かも言ってた
そんなもんだ
解ってるんだって
さよならだけが人生だ

無くすことだけ
無くすことだけ

この「現在」も終わってしまっていた

意味もないこの言葉なら
いらないくらいに黙って死んでたって
くだらないと呟いてまた
覗いた景色はもう見られない
作ろうとした居場所だって

甘えてただけのあの頃を
もういないくらいに強がってみたって
藍も割れてた綻びは
広がるまま行き場を無くて

まだ会いたいと思う心も
知らない間に忘れていくって
現在も解らない雨の様
希望ば叶うよ ほら綺麗事z
何年経てばいい　叶えてよそれならなら

探してた日々　あの頃は
もういない　戻れない　解ろうとしたって
変われないと気づくことばかり　　

そう思ってさ
現在を眺めてた