黒く染まる心の音とコンクリート
嘲笑うかのように街灯は灯り出す
黄金色にゆれるスポットライト
呼応するように街はまた動き出す
道ゆく人の影は形すらなく
背負う生すら覆い隠してしまう
誰もがこのまま消えてしまえればと
そう願い続け
朝焼けが来ないうちに逃げるこの闇の中へ
痩せこけた廃ビルにガラクタは積まれるがまま
過ぎていく時間が空を蝕み続けようが
荒れ果て廃れたとしてもきっとまだここにいる
くろくそまるこころのねとこんくりーと
あざわらうかのようにがいとうはともりだす
こがねいろにゆれる すぽっとらいと
こおうするようにまちはまたうごきだす
みちゆくひとのかげはかたちすらなく
せおうせいすらおおいかくしてしまう
だれもがこのままきえてしまえればと
そうねがいつづけ
あさやけがこないうちににげるこのやみのなかへ
やせこけたはいびるにがらくたはつまれるがまま
すぎていくじかんがそらをむしばみつづけようが
あれはてすたれたとしてもきっとまだここにいる
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