ふとしたときに思い出す これで何度目だろう
どこからか聞こえる音は 他でもなく自分だけに残る
ひとつの物語
それは水のように流れて 風のように消え去っていく
形には残せはしない
目を閉じれば広がっていく 遠く曖昧な風景に
これまでとこれからを繋いだ記憶は 人知れずに
懐かしい言葉だって 昨日触れた優しさも
明日からの期待でさえも 今をただ過ごしていても
誰かの為ではなく 自分の為でもなくて
きっと答えなんかは見つからない
それでも探し続ける
ありふれた朝のひと時も 何気ない日々の隙間でも
いつか涙を溢した日さえ
眠りにつけない真夜中でも 思い出したくないあの時も
きっといつも流れ続けていた
誰かが指差して笑っても 私は私を決して捨てはしない
この歌もきっと明日には 忘れ去られてしまうでしょう
伝えきれない言葉とともに
大切なものはいつだって 形を残さず去っていく
これまでとこれからを繋いだ記憶は 続いていく
誰も知らない
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