空の向こうへうずくまり
見えなくなる君をずっと見ていた
季節はずれの春の歌がラジオから流れる
明るい部屋にはカーテンも無く
僕は君ばかり眺めている
もう仕事に行かなくちゃ
日差しは眩しくなりだして
肌を焼く
痛みが染みる
男たちは間抜けな鹿のように
自分は何だって出来ると思う
それでもいいと笑えるだろうか
妄想だって構うもんか
今を楽しく生きられればいいのさ
死にたくなるような失敗をした後でも
それでもいいと笑えるだろうか
もう後悔を捨てなくちゃ
名残雪は溶け出して
川になる
泥に埋まる
女たちは阿呆な犬のように
恋愛ばかりを繰り返している
それでもいいと笑うんだろうか
たとえ何があったとしても
明日に精一杯伝わればいいのさ
死にたくなるような失敗をした後でも
それでもいいと立ち上がるのか
強い人
好きなTV番組の時間を忘れても
曜日の感覚が消えても
強い強い
僕の友達
空の向こうへうずくまり
見えなくなる月をずっと見ていた
季節はずれの春の歌がラジオから流れる
明るい部屋にはカーテンも無く
僕は月ばかり眺めている
朝が眩しい
眩しい朝
僕の答えはまだない
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