安寧、確かめたって
一息もつけないくらい 何かに怯え生きていた

平行線どこまでも
そんな今日をいつまでも
繰り返している最中(さなか)


憧れた地に行こうって
蜃気楼で惑わして 醜い僕を切り取った

ああ、そうさ逃げ出そうぜ
悲しみは掬い取って
どこか遠くの声も

見えないさ 聞こえない
生きてさえいない
重い微睡みに 沈みこんでいく

絵に描いた空想も 未来に消えてしまった!

だから

世界の淵へ落ちていく
眠りから醒めないまま

混ざり合う闇 連れて
ほら どこまでも深みへと


掃いて捨てるだけの
ものばっかの此処だって
だからこそ美しいんだと

この街は もう僕には
見ることも出来ないから
心ごと笑えるさ

受け取った言葉も諂った笑いも
擲って 捨て去って 忘れてしまえよ

流れているラジオで
昨日の嘘を聞いたんだ

だから

世界の淵へ落ちていく
今すら掴めないまま

この肺をどう満たそう
空っぽに溺れていくような


世界の淵へ落ちていく
眠りから醒めないまま

混ざり合う闇 連れて
ほら どこまでも深みへと

夜の終端 今超えて
破れ始めた場所まで

解け(ほどけ)合う光がさ
抱き留めるのを 待っている

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

ライラ

Lailah

Glueさんの依頼で書いたものです。

閲覧数:222

投稿日:2018/09/30 01:33:29

文字数:519文字

カテゴリ:歌詞

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