生きるってムズカシイ 小さく息吐いた
前に進みたいくせに
全力で逃げ出そうとする
臆病者の僕(かげ)捕まえて
光の前に連れ出した
逃げることしか頭にないないない
常套句でやり過ごして
嘘を真実にしちゃって
僕を構成するものすべて
世界を欺き通す術だから


タダシイってなんだって笑ってみせた
僕は悪者? 偽者? 排除すべきもの?
世界が滅んだって生きている気がしたのに
誰かの一言で歩みを止める
こんなにも僕は脆くて儚い生き物
息を吸い吐く言葉は僕(うそ)
価値なんて誰が決めたの
自分が決めちゃったの?
存在に意味が欲しいって
無意味は泣いた
「めでたし」なのは、たぶん一握りの人だけ
零れてしまった砂(ぼく)は
諦め切れずに宙を舞う


僕は君と
君は僕と
長い間ともに生きてきた
内側を知るのはきっと
君とだけなんだろう
重ね合わせた時間が今
光放ちながら消えてった


生きるってムズカシイ 小さく息吐いた
前に進みたいくせに
全力で逃げ出そうとする
臆病者の僕(じぶん)捕まえ
光の前に連れ出した
浴びた 触れた輝きに
なんでかな、泣きなくなるから
背中向けてでも歩きたいと思ったよ


おかえり、もうひとりの僕

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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異迷子

閲覧数:15

投稿日:2011/07/31 18:15:49

文字数:512文字

カテゴリ:歌詞

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