君のうつろな目が 僕の心を貫いた夏
淡い線香花火のように 残る

古い街の記憶 過ぎ去っていく日々の幻
誰にも言えないような秘密 二人だけのものさ

あの夏に置いてきた 思い出たちは
帰る場所を探して 消えた


セピア色に褪せた写真のようなあの日のこと
擦り切れてボロボロになった二人

君の細い腕が 空の青さに溶け込んでいく
誰も知ることのない弱さを 落とす

白と赤の雨に打たれた君は
泣くことすらできず
夕立の街を背に 僕らは逃げた
どこまでも

君のうつろな目が 色を無くしたつめづめの日は
雨と雪の妙に静かな朝だったな

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

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投稿日:2012/08/31 17:10:21

文字数:266文字

カテゴリ:歌詞

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