重ねた指を
ほどいて伸びる 影の
二つになる 袂を見る

そうか僕ら
違う形の もので
一つになる ことも出来ず

悲しいことだね
普通のことだよ
気付くのがすこし
遅くなった みたいだね

いつしか
背伸びをしてた
こころの水際に
溺れこむ君の丈
知りもせず

引いてた手のひら
また繋ぐ 術は
なくて
離れた 手を
振りながら







かさねたゆびを
ほどいてのびる かげの
ふたつになる たもとをみる

そうかぼくら
ちがうかたちの もので
ひとつになる こともできず

かなしいことだね
ふつうのことだよ
きづくのがすこし
おそくなった みたいだね

いつしか
せのびをしてた
こころのみぎわに
おぼれこむきみのたけ
しりもせず

ひいてたてのひら
またつなぐ すべは
なくて
はなれた てを
ふりながら

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

去らばの水際(仮)

sachiさんの「【歌詞募集】スローテンポなバラード系の楽曲です!」用に投稿させていただきました。

http://piapro.jp/t/spFz


知らず知らずのうちに彼女へ負担をかけていた彼目線の失恋の歌です。

閲覧数:127

投稿日:2015/04/20 15:09:05

文字数:359文字

カテゴリ:歌詞

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